TOHOシネマズ営業再開で『AKIRA』4Kリマスター公開

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する緊急事態宣言により影響休止中であったTOHOシネマズ。 全劇場の営業を再開する6月5日にあわせて『AKIRA』の4Kリマスター版が公開されます。

1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した。31年後― 2019年東京湾上に構築されたメガロポリス、ネオ東京は翌年にオリンピック開催を控え、かつての繁栄を取り戻しつつあった。健康優良不良少年のグループリーダー・金田は、荒廃したこの都市でバイクを駆り、暴走と抗争を繰り返していた。ある夜、仲間の鉄雄は暴走中、奇怪な実験体の少年と遭遇し、転倒負傷。呆然とする金田たちの前で、彼らは軍の研究所へと連れ去られてしまう。鉄雄救出のために研究所へ潜入を試みる金田。だが、彼はそこで、過度の人体実験により新たな「力」に覚醒した、狂気の鉄雄を見る。
※PG12(TOHOシネマズより)

  大友克洋
  声の出演:岩田光央、佐々木望、小山茉美、石田太郎、草尾毅、中村龍彦、伊藤福恵、神藤一弘

[AKIRA アキラ  上映時間:124分 ]

ハリウッド実写映画『AKIRA』製作延期、無期限保留に

ワーナーブラザーズは、開発期間の長い「アキラ」適応を無期限に保留にしたと、情報筋語っています。

タイカ・ワイティティが「トール4」を監督(独占) 一方、開発の懸念により、ワーナーブラザーズは「アキラ」を押し戻すことを余儀なくされています。

『AKIRA 4Kリマスターセット』2020年4月24日発売

INTRODUCTION
大友克洋自身による映像化で世界を震撼させた超感覚アニメーション

「AKIRA」は、ヤングマガジン(講談社)にて1982年12月より連載が開始された。その独創的な世界観を持ったコミックは、国内はもちろん海外にまでその名を広め、書籍・キャラクターグッズ等、驚異的な数字を記録し、世界的なセールスに成功したマンガ史に残る傑作のひとつである。

その原作者・大友克洋氏自らが監督を務め、製作期間3年、総制作費は10億円という、当時の通常のアニメーションでは考えられないほどの時間と労力、そして最高のアニメーション技法を惜しげもなく費やし、1988年に世界的劇場アニメーション「AKIRA」が誕生した。

最高機密「アキラ」を中心として、現代の政治と宗教が入り組み、それに若者たちのエネルギーが炸裂し、 スケールはますます大きくなってゆく。予測不可能なストーリー展開はもちろん、細密画のように綿密に描きこまれた各カット、息つく間もないスピーディーなアクションシーンは圧巻。そして映画のテーマである、破壊の後の“再生”への願い…

「AKIRA」は壮大なSFアニメであると同時に、熱いヒューマン・ドラマでもある。

そして、公開から30年以上の時を経た2019年。奇しくも作品の舞台となった年に、4Kリマスターの発売が決定した。

大友克洋 プロフィール

1954年4月、宮城県生まれ。73年8月に『銃声』で漫画家デビュー。

1982年『AKIRA』(第8回講談社漫画賞受賞)を連載開始。1983年『童夢』(第4回日本SF大賞受賞)を刊行。

新時代の漫画家として人気を博す一方、83年の劇場アニメ 『幻魔大戦』(監督:りんたろう)でキャラクターデザインを担当し、映像制作に参加。

1988年劇場版『AKIRA』のアニメーション監督を自ら務め、1995年『MEMORIES』、2004年『スチームボーイ』、2013年『火要鎮』(『SHORT PEACE』の中の一篇)等を制作。

2005年にはフランス政府より芸術文化勲章シュバリエを授与され、2013年には紫綬褒章を受章。2014年にはさらにフランス政府より芸術文化勲章オフィシェを授与されたほか、受賞作品も多数。

STORY

もう始まっている、もう止まらない…

1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した。そして31年―東京湾上に構築されたメガロポリス=ネオ東京は、翌年にオリンピック開催を控え、かつての繁栄を取り戻しつつあった。2019年のある夜、ネオ東京郊外の閉鎖された高速道路に侵入するバイクの一団があった。健康優良不良少年、金田をリ一ダーとする職業訓練高校の生徒達だ。一団は無人のはずの路上で掌に26と記された奇妙な小男と遭遇、先頭を行く島鉄雄は転倒、負傷する。この26号(タカシ)は、アーミーと対立するゲリラが求める軍事機密(アキラ)とまちがわれ、軍事基地にあるラボ(研究所)から連れ出され、アーミーに追われていた。あっけにとられる金田達の眼前に突如軍用ヘリが下降、26号と同じようなしわだらけの子供、27号(マサル)の乗るカプセルと大佐が降りてくると、26号と倒れた鉄雄をへリに収容し、飛び去った。

翌日、警官の取調べを受けた金田達はゲリラ活動を行う美少女、ケイと知り合う。彼女も「アキラ」を追っていた。その頃、鉄雄が運び込まれたラボでは大佐が鉄雄の脳波に関する報告を受けており、鉄雄が魅力ある研究の素材であることが告げられる。強力なクスリの連続投与により、鉄雄はタカシがもつものに似た不思議な力に覚醒し始め、看護婦を襲ってラボを飛び出した。夜の街を爆走する鉄雄は暴走族クラウンの襲撃にあうが、駆けつけた金田の一隊に救われる。逃げ遅れたクラウンの一員を半殺しにし、制止する金田に「俺に命令すんなァ!」と凄む鉄雄の体から、凄まじいエネルギー波が放電された。「アキラーッ!?」と叫ぶ鉄雄の姿に仰天する金田たち。鉄雄の内部で何かが変わりつつあった。ネオ東京市街ではゲリラとアーミーの銃撃戦が始まり、各所で火災が発生、大混乱となる。ゲリラの主導者根津、 新興宗教団体の教祖ミヤコ様は、ネオ東京の崩壊と「アキラ」の覚醒を予言していた。金田は銃撃戦からケイを救い、ケイの仲間の竜らが住むアジトへと向かう。

一方、鉄雄が連れ戻されたラボでは深刻な事態が発生していた。ラボの奥深く存在する異様なベビールームを訪れた大佐に、タカシとマサルの仲間の25号(キヨコ)が恐ろしい予言をしたのだ。「アキラくんが…恐い夢を見たの。人がいっぱい死んで、街が壊れて…。」狼狽した大佐はアキラの眠りを確かめに秘密基地へ飛んだ。アキラは基地の地下深く、デュワー壁に囲まれた絶対零度の世界で眠り続けている―不安な予感にかられて大佐は緊急会議を召集、アキラの目覚めが生む国家的規模の災厄に対処すべく、莫大な予算を要求する。ゲリラと合流した金田は鉄雄を取り戻すべく、下水道から基地へ潜入。ケイと共にラボのアーミーと一戦を交え、鉄雄のいるベビールームを目指す。

いまや想像を超えるパワーに覚醒しつつある鉄雄は、意識の中に現われては消える「アキラ」の存在に苛立ち、狂暴な力でキヨコ達を屈服させると共に、居あわせた大佐に激しくアキラの居所を詰問する。タカシ、マサル、キヨコは鉄雄の存在に危機感を抱き、行動を開始した。ベビールームからのコントロールでケイを動かし、アキラの眠るカプセルへ向かう鉄雄を襲わせるが、炸烈するエネルギー波の中、アキラのカプセルがまわりのケーブルを引きちぎりながら浮上。大佐はネオ東京を守るため、鉄雄もろともアキラを葬り去ろうとSOLを発射した。金田と鉄雄の最後の戦いが始まり、結末に向けてドラマは意外な展開をみせてゆく――

STAFF&CAST
スタッフ
原作・監督:大友克洋(講談社・ヤングマガジン連載)/脚本:大友克洋・橋本以蔵/作曲・指揮:山城祥二/キャラクターデザイン:大友克洋/作画監督:なかむらたかし/作画監督補:森本晃司/美術:水谷利春/音楽:芸能山城組(ビクターエンタテインメント) /音響:明田川 進/録音:瀬川徹夫/撮影:三澤勝治/編集:瀬山武司/アニメーション制作:東京ムービー新社(現:トムスエンタテインメント)/製作:アキラ製作委員会?他

キャスト
金田:岩田光央/鉄雄:佐々木 望/ケイ:小山茉美/大佐:石田太郎/竜:玄田哲章/ドクター:鈴木瑞穂/タ

AKIRA 4Kリマスターセット (4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray Disc 2枚組)

原作者 大友克洋自身が監督をつとめた「AKIRA」が、作品の舞台となった年に
4Kリマスターでよみがえる!
4Kスキャン&4Kリマスター&HDR化により、
35mmマスターポジフィルムの情報を鮮やかに再現! NEO TOKYO本来の姿が映し出される!
音楽監督 山城祥二による5.1ch音源のリマスターも実施!
192kHzからさらにウルトラ処理を施された全く新しい音源も収録!カシ(26号):中村龍彦/キヨコ(25号):伊藤福恵/マサル(27号):神藤一弘?他

2020年4月24日 発売

9,800円(税別)

映像特典
特報No1、特報No.2、予告編No.1、予告編No.2、絵コンテ集(静止画)

封入特典
特製ブックレット

仕様
特製スリーブ

BCQA-0009/UHD BD:約129分(本編約124分+特典約5分)+BD:約129分(本編約124分+特典約5分)

UHD BD:ドルビーTrueHD(5.1ch 192kHz 24bit)・ドルビーデジタル(5.1ch)・リニアPCM(ドルビーサラウンド)/HEVC/100G/16:9<2160p Ultra High Definition>/日本語音声・英語音声/日本語・英語字幕付(ON・OFF可能)

BD:ドルビーTrueHD(5.1ch 192kHz 24bit)・ドルビーデジタル(5.1ch)・リニアPCM(ドルビーサラウンド)/AVC/50G/16:9<1080p High Definition>/日本語音声・英語音声/日本語・英語字幕付(ON・OFF可能)

商品詳細い音源も収録!カシ(26号):中村龍彦/キヨコ(25号):伊藤福恵/マサル(27号):神藤一弘?他

https://v-storage.bnarts.jp/sp-site/akira/

キネカ大森にて「AKIRA」「ブレードランナー ファイナル・カット」の2本立て上映

「AKIRA」「ブレードランナー ファイナル・カット」の2本立て上映が、明日4月26日から5月2日まで東京・キネカ大森にて行われます。「AKIRA」は、大友克洋が自身の同名マンガを劇場アニメ化したSF。

シンプルな館内には3つのスクリーンがありチャイルドシートやブランケットが用意されている。のんびりと家族連れで最新映画を鑑賞できる。

キネカ大森 アクセス
〒140-0013
東京都品川区南大井 6-27-25 西友大森店 5F

アキラのトリビュート映像「AWAKEN AKIRA」公開

Awaken Akiraはイラストレーターでありデザイナー、映画「トータル・リコール」等のモーショングラフィックスデザインを務めたアッシュ・ソープとヴィジュアルデザイナーの曾潇霖(Xiaolin Zeng, AKA.Zaoeyo)によって作成されました。

他のプロジェクトのコミットメントと時間を調整しなければならなかったので、制作には1年以上かかったとのことです。

http://www.awakenakira.com/

金田のバイクが激しくチェイス。映画『レディ・プレイヤー1』の3分長尺レースバトル映像が公開!

展開が速すぎて、イースター・エッグを探していると置いていかれます。

どの予告編にもイースター・エッグが満載、公式ポスターもパロディーてんこ盛りな近未来VR映画『レディ・プレイヤー1』。

これまで原作のSF小説『ゲームウォーズ』の作者アーネスト・クラインと、本作でメガホンを取ったスティーヴン・スピルバーグ監督のおふたりが、映画化についてアツい想いを語ったりと、さまざまな映像が公開されてきました。

ギズモードより

スピルバーグ監督最新作の日本版予告編AKIRA金田のバイク登場

スティーブン・スピルバーグ監督の最新作となる映画「レディ・プレイヤー1」(4月20日公開)の日本版予告編が14日、公開された。予告編では、劇場版アニメ「AKIRA」の金田のバイクがバーチャル世界の理想郷「OASIS(オアシス)」を走り回る映像が公開されている。

GW最高の初体験。新世代VRワールド[オアシス]に仕掛けられた3つの謎を解け!

今から27年後、17歳のウエイドは、新世代型VRワールド[オアシス]に生きていた。ある日、オアシスの創設者から全世界に遺言が発信された――「私がこの世界の中に仕掛けた3つの謎を解いた者に全財産56兆円と世界の全てを与えよう」。17歳のウエイドと全人類の、夢を賭けた争奪戦が始まる!

『ジュラシック・パーク』『インディ・ジョーンズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のスティーブン・スピルバーグ監督が贈る、GW最高の初体験!

■映画『レディ・プレイヤー1』2018年4月20日(金)全国ロードショー(3D/IMAX3D/2D/4D)
公式サイト:http://readyplayerone.jp
公式Twitter:https://twitter.com/ReadyPlayer1jp
監督:スティーブン・スピルバーグ
原作・脚本:アーネスト・クライン
(ワーナー ブラザース 公式チャンネルより)

『AKIRA』ハリウッド実写版『マイティ・ソー バトルロイヤル』監督で交渉中

Deadlineによると映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督タイカ・ワイティティがハリウッド実写版『AKIRA』の契約交渉に入っているということです。「AKIRA」がいつ撮影に入るのかに関する情報はないとのことです。

http://jp.ign.com/akira-live-action/17528/news/akira

 

ハリウッド実写版『AKIRA』に新たな監督候補か

AKIRA」の米ワーナー・ブラザースによる実写化について、今年アメリカで大方の予想をこえる大ヒットを記録したホラー映画『ゲット・アウト(原題)/ Get Out』のメガホンを取ったジョーダン・ピールが監督交渉に入ったと The Tracking Board が報じているとのことです。
https://www.cinematoday.jp/news/N0090566